沖縄剛柔流拳志會

おきなわ
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Colima

空手は沖縄が発祥であることは御存じのとおりですが
琉球空手が、オリンピック競技にもなった「スポーツ空手」と違う事は恐らく御存じない方の方が多いかと思います。
要するに空手は一つではない、という事です。
沖縄の歴史も知らない自分が、沖縄の空手について書くべきではないとも感じますが
自分自身も知らなかった「沖縄」や「空手」の深い歴史や文化について少しずつでも御紹介できたらと思います。

沖縄剛柔流拳志會空手道古武道本部道場

空手は琉球王朝時代、武器を持つことを許されなかった貴族の護身術です。
琉球空手は「闘う」為のものではなく平和の武術であり、文化であると外間先生は仰っています。

何度か撮影に伺い、お話を伺っている中で外間師範の「自分と向き合う精神」について気付いた事があります。
自分と向き合うという事は相手を心の目で見る事、要するに自分と向き合うことは自分が中心にあるのではなく自分の心の目に向き合うという意味であり、本質を見抜く究極の洞察力を養っていく鍛錬でもあります。
外間先生に憧れて弟子入りされる方は世界中に数多くいらっしゃいますが、正直な感想を申し上げますと本土の人は外面的なかっこよさに憧れてる人が多く、逆に海外の方の方が芯があるように感じます。
これは「スポーツ空手」にも共通する事ですが「闘い」という感覚が前面に出てしまうとマウントを取りたがる「自己顕示欲型」の動物的思考になります。琉球空手の本質にあるものは力ではなく人間の強さや優しさ、大きさなど奥深い人間愛を尊重しているという事です。
武道家の話を聞いていると「自分と向き合う」という言葉を頻繁に聞きますが、自分自身や自分の世界観を見つめ直すという短絡的な意味ではないのだと改めて「人間」の意味を学ばせて頂きました。

空手の歴史

琉球空手の歴史を知ると、日本の競技で行われている「空手」が「琉球空手」の真似をしたレスリングだという意味が理解できます。
歴史や本質を知らずして空手を語るのも、と思いますので参考までに歴史資料を掲載します。
沖縄剛柔流空手道・古武道 拳志會についてより抜粋

代表者・師範:外間哲弘氏について

・沖縄剛柔流空手道・古武道 拳志會 宗家
・体育学博士
・沖縄剛柔流空手道・古武道 範士十段
・世界レジストリー・オブ・ブラック・ベルト殿堂入り(2011年 アメリカ、2013年 オランダ)
・沖縄県空手博物館 館長
・書道家 外間洋山(雅号:外間峻岩)

祖父の徳山盛健氏から空手を伝承し、比嘉世幸先生より剛柔流、又吉真豊先生・金城政和先生等より古武道、神長成佳先生より古流神道天心流を学ばれ、その後アメリカとミンダナオ大学にて 体育学(武道)博士を取得される。

【略歴】
1944年 出生
1961年 比嘉世幸先生、又吉真豊先生等に師事
1978年 宮城長順25周年追悼式(明治神宮)にて模範演武
1981年 国際親善空手道選手権大会にて模範演武
1984年 中国、沖縄交流武術大会沖縄代表
1987年 沖縄県空手道古武道歴史資料館設立
1989年 沖縄空手道剛柔会理事長就任
1992年 沖縄空手道協会より感謝状授与
1993年 米国国会より「空手道指導功績」表彰、
フィンランド国陸軍より「空手の感謝状」授与
1994年 近畿大学豊岡短期大学にて空手・古武道の非常勤講師(1996年まで)
1996年 琉球国技・空手術発祥之碑設立
1997年 第一回カナダ国北方空手道連盟にて又吉真豊先生と模範演武
1998年 沖縄県文化協会長賞受賞
1999年 無形文化財指定候補
2011年 世界レジストリー・オブ・ブラック・ベルト殿堂入り(アメリカ)
2013年 世界レジストリー・オブ・ブラック・ベルト殿堂入り(オランダ)

系譜

系譜


琉球空手と子供達

沖縄で育った子供たちは、「空手」や「書」がとても身近です。書も日本の文化と思われがちですが、元来は中国から伝わってきた漢字に伴う文化です。
沖縄は中国との交流や貿易が盛んだった琉球時代の名残りが強く、本土でアレンジされている書や空手文化とは全体的に異なります。
琉球王国時代に女性が入れていた「ハジチ」の名残りで、入れ墨に関しても本土のような特別視がなく半分異国であると実感します。

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非常に素直で純粋な子供たちが多く、「空手は生活の一部。」「上手くなりたいけど強くなりたいのとは少し違う。」と自分の意見をしっかり持ちドッシリと落ち着いた印象を受けます。
「人の為になる人間になりたい。」と、サラッと話す中2の男の子に、心が洗われるような気持になりました。

琉球文化の深さ

日本の鎌倉時代、沖縄では農耕文化の広がりとともに実力者が出現し、グスク(城)が築かれ琉球王国の誕生となりました。
今でも残っている「ゆいまーる」という助け合い精神は農耕作業の中での共同作業から生まれてきたと言われています。

「日本史は学んでも琉球の歴史は知らない人が多い。」
様々な取材でも語られている通り、外間先生が懸念されていることは琉球の歴史や空手が歪められて伝わる事です。

内地から来た私たちの興味が「海で騒いでゴルフする事」だけにならないよう、琉球時代を生きてきた沖縄を尊重し心に刻んでいくことが大切だと感じます。

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COLIMA

COLIMA

プロモスジャパン㈱代表/EC・WEBクリエイティブディレクター、OEMプランナー。 1992年~MR、大手企業の企画営業を経て、2011年海外工場と連携しOEM事業で法人化。2020年に拠点を沖縄に移す。 高校時代~写真部、大学時代~9年間モデルクラブに所属。「ひろしま女子カメラ部」を設立し著名な写真家やカメラマンの写真セミナー等数多く主催。「写真活動」は事業展開や自社ブランディングの軸になっている。 通販専科企画室・アイデアTips発信中。

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