無料セミナーと称する営業

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Colima

「●●の活用方法セミナー」「●●マーケティングセミナー」とかいうのが横行しています。昨年までは本当に参考になる内容の「無料セミナー」も多かったのですが、ちょっと注意してもらいたい事を書き込んでおきます。

無料セミナー勧誘メールが殺到

コロナの感染が拡がり始めて1年半、最初の緊急事態宣言から約1年が経過しました。
昨年までは「来年には落ち着くだろう。」「コロナが落ち着いたら是非」という程度の認識だったと思いますが、「もう元には戻らない」事に殆どの人が気付き始めています。

少なくとも、いま世界中の人がコロナ禍を経験してしまっているわけで、経験すなわち学習であり、知ってしまった事を消すことは出来ません。経験は常に不可逆的です。我々の脳には「密の状態」「マスクをしていない状態」に対する恐怖感や嫌悪感が定着してきており、数年内にマスクをせず密の状況を楽しむ日に戻るのは非現実的です。

「密」を避けることは実質的な距離だけでなく精神的な距離にも繋がり、自分を見つめ直す人達が増えていますので人間交流中毒のような生き方は早めに軌道修正した方が賢明だとも感じています。

そんな中で「コロナ渦を生き残る為の●●」セミナーのような、人々の弱みに付け込み詐欺まがいのサービスを売りつける悪質な商法が増えてきています。
私自身、ビジネスウェビナーを聞くのは嫌いな方ではないので興味のあるタイトルの物には参加していたのですが、そのお陰でビジネスセミナーの勧誘が殺到するようになりました。
最近は無料セミナーと聞くと、どうせ三流サービスの営業だろうと思ってしまうのも悲しい事です。
「無料で何かを得ようと思うのが間違い。」と言わんばかりの刹那的な利益を追う考え方も、なんとなく終わってるなあと感じてしまいます。

最も悪質だと感じたものが「●●マーケティングメソッド初級編を1000円で」という内容のもの。
プロフィールや写真からは、そこそこ経験があると判断できる講師だったので「1000円なら」と参加してみると
何のスキルもなさそうな素人女性が延々と自分のプロフィールを語り、最後に「自社の方法です。」とネットで見ればわかる内容を勿体ぶりつつ教えて下さる。
そして「今回は初級向けなので興味のある方は、中級者向けの(講師の)セミナーへ御参加下さい。今なら特別に20万です。」というアナウンスで終わりました。
無料だと逆に怪しいと思われることで1000円にしたのでしょうか。前座なら兎も角、写真の講師は登場しませんでした。1000円も支払って下手な営業トークを聞かされ、その講師の印象まで悪くなったことは言うまでもありません。
ちゃっかり個人情報を集め、最後には「特別に●十万でご提供します」という詐欺まがいのオチと繰り返し来る新たな無料セミナー案内。もう本名を書くのはやめよう、騙されるもんか。今時そんなことを思わせる次元の低いマーケティングを行っているのは日本だけです。
海外では惜しみなくフリートライアルアプリやナレッジの提供をし飛躍的に成長していますが、日本がIT後進国である理由も分かるような気がしてきます。逆に後進国だからこんな商売が成立するのでしょうか。

何にでも言えますが「騙す」ような商法は人間の記憶には良い形では残りません。セミナーではなく商品説明会と書くべきですし、その会社のセミナーは二度と受けない、と思う人が増えるだけです。
これから先、人々は何に感謝し何に期待し、何を求めていくか、そこを見極め自社のサービス価値を伝えられる企業だけが伸びていくだろうと感じます。世界がそうなっているからです。
「餌」で釣るという商売や考え方は、もうやめた方が賢明だと思います。

哀しきガラパゴスビジネス

貿易の仕事をやっていますので欧米、中国の人達と長く交流がありますが、日本とビジネスをするのは難しいという方と、簡単だという方がいらっしゃいます。
ブランドに弱い日本人は欧米で名前が通った商品やサービスには飛びつくから簡単だという人が居る一方、海外の現状を知ろうとしない日本人が多く、特に中国に対しては著しい警戒心があり難しいと言われます。
実際に私たちが購入している商品の多くは中国製品であり、言うまでもなく中国の技術はかなり高度になってきており今や日本は先進国最下位です。
今の「日本クオリティ」の多くは不良品を処分して出荷する事で成立していますので、生産過程上で不良が生まれないのではなく不良を捨てて綺麗なものだけを出荷している反エコ流通を行っている工場が過半数です。
技術が高いのではなく「見た目」に惑わされる民族であるがゆえ、検品やパッケージにコストをかけすぎて市場の商品が割高になってしまいます。
それを知らない外国人は「ガラパゴス日本人が何を目指そうが勝手だが、日本はノイローゼのように神経質だ。ビジネスをするのは難しい。」と言います(苦笑)
実際は10円で仕入れた商品を美しいデザインの30円の箱に入れ1000円くらいの市場価格で販売しているのは、もはや日本の常識です。

その几帳面さが生んだ文化や商品は沢山あるはずですが、国内だけの自己満足になってしまいがちなのも残念で仕方ありません。
個人的な意見では日本のアニメは震えるほど美しいと思いますが、欧米の本屋で売られている漫画は韓国や中国製品ばかりです。
なので、アニメ大国JAPANはCHINAの中にあると思っている欧米人も多いわけです。(ここで京アニ事件を思い出し鬱になる。)

あっという間に日本が中国や韓国に抜かれアジア最下位に属している背景には「日本経済の安定性」や島国であるという理由もありましたが、この先はどうなるのかと不安が尽きません。
日本人が国内だけを見て叩きあい潰しあい、ガラパゴス時間を過ごしている間に、どんどん他国に後れを取っています。
もっと真剣に目と意識を外に向け、日本が化石化してしまっている現実に気付き、団結し、プライドをもって変わって貰いたいと心から思うわけです。

日本人の未来が不安になりますので、困っている人からお金を取る無責任な行為をビジネスだと思わないでください。
もっと視野を拡げ「さすが日本」と言われる日が戻ってくるように、各々が未来の為になる仕事が出来たらと願っています。


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COLIMA

COLIMA

プロモスジャパン㈱代表/EC・WEBクリエイティブディレクター、OEMプランナー。 1992年~MR、大手企業の企画営業を経て、2011年海外工場と連携しOEM事業で法人化。2020年に拠点を沖縄に移す。 高校時代~写真部、大学時代~9年間モデルクラブに所属。「ひろしま女子カメラ部」を設立し著名な写真家やカメラマンの写真セミナー等数多く主催。「写真活動」は事業展開や自社ブランディングの軸になっている。 通販専科企画室・アイデアTips発信中。

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